OLYMPUS
オリンパスペンEES
発売年: 1962年
おそらく記憶している中で一番はじめに買ったフィルムカメラ。まだ鶴舞にあった頃のイエネコカメラじゃないかな。2階に上がった端にあったはず。ストラップもレザーの細いやつを購入した。
ハーフカメラで1枚の中に2枚撮れる。つまり24枚撮りなら48枚撮り、36枚なら72枚。途中からは他のフィルムカメラを買い、そして48枚がなかなか終わらない、現像出来ないもどかしさで使わなくなってしまい、そのままインテリアとして置いている。世間を見ていて、時々来るハーフカメラブームのときに手放そうかと思いつつ、何年もフィルム入れてないし、防湿庫でもなくそのまま置いているから保管状態も良くないからなと思って手放していない。
あれから年月が経って、日々を焦らなくなった今なら、いつか思い返すものとして、日々を撮影するカメラとしていいかもしれない。
久しぶりにこのオリンパスペンEESを取り出し、このカメラの写真を撮った。撮って写真を見ていて、すごくきれいで整っているカメラだなって再認識した。手へのおさまりもいい。一つ一つのパーツ自体の素晴らしさもそうだが、それを組み上げたカメラの美しさは本当に目をみはる。
1962年に発売ということで、自分の父親よりも年上のカメラだが、今でも劣らないプロダクトデザイン、むしろ今だからこそ更に増すデザインだと思う。
ちょっとフィルムの入れ方を調べてみよう。